多くの人が小学生のころに毎日向き合っていた宿題を、子ども・保護者・先生それぞれの立場から見直し、なくすべきかどうかを議論するディベート型です。
議論のコツ
最初の数分で、「宿題をなくす」が何を指すのかと、何を基準に賛成・反対を決めるのかをそろえてください。毎日の計算ドリルや漢字練習だけをなくすのか、夏休みの自由研究まで含めるのかで、話は大きく変わります。基準も、学力が身につくか、家で過ごす時間が守られるか、家庭による差が広がらないかなど、いくつも考えられます。ここを決めずに始めると、「宿題が嫌いだった」「いや役に立った」という体験談のぶつけ合いで時間が終わりがちです。
議論のヒント
子どもの立場だけで考えないことです。宿題がなくなったとき、保護者の負担は軽くなるのか、家で何をさせるかを考える負担が増えるのか、先生は採点の時間を何に使えるのかまで考えると、賛成・反対どちらの理由にも厚みが出ます。この回で見られているのは、賛成か反対かという結論そのものではなく、「なくす」の範囲と判断の基準を先にそろえ、複数の立場から理由を比べたうえで結論を出せたかどうかです。