多くの人が数か月に一度は通う美容院を題材に、全国の美容院の年間売上を推定したうえで、売上を伸ばす施策を1つ考える、フェルミ推定と施策提案を組み合わせたお題です。
議論のコツ
推定に入る前に、売上をどう分けるかの式を全員で1つに決めてください。人口と来店回数から出すのか、美容院の数と1店あたりの売上から出すのかがばらばらだと、途中で数字の話がかみ合わなくなります。男女や年代で来店の間隔が違うことをどこまで式に入れるかも、最初に決めておくと迷いません。推定は15分ほどを目安に切り上げ、残りを施策に使うと時間内に収まりやすくなります。
議論のヒント
推定で作った式は、施策を考えるときにもそのまま使えます。美容院に行く人を増やすのか、行く間隔を縮めるのか、1回の料金を上げるのか、式のどこを動かすかで施策の向きが決まります。カットだけでなくカラーやトリートメントなど、1回の来店で何を頼むかまで分けて考えると、一段深くなります。この回で見られているのは、数字の正確さより、自分たちで組んだ式を根拠にして、どこを動かせば売上が伸びるのかを説明できたかどうかです。